パノラマ写真からFMS alpha 8.5用のフォトシーナリを作る(旧版)

パノラマ写真からFMS用のフォトシーナリを作る方法の旧版です。

1.用意するもの

1) パノラマフォーマット変換ソフト:例:Pano2QTVR Version 1.6.6 free
Cylindrical ImageをCubicVR(立方体6面分割画)に変換するソフトです。
http://gardengnomesoftware.com/pano2qtvr.php(外部リンク)
http://gardengnomesoftware.com/index.php(外部リンク)

2.FMS用の画像の作成

1) Pano2QTVRを起動します。

2) Create a new Projectを押し、プロジェクトファイルを作成します。

3) ProjectタブのProjectのPanoramaがEquirectangularになっていることを確認します。

4) Equirectangula imageの右の「...」ボタンを押して、作成した正距円筒図法(equirectangular)パノラマ写真ファイルを読み込みます。

5) Convert to Cubicボタンを押し、6枚のファイルを作成します。

Column:ここで「Create」を押すとQTVRが作れ、QuickTimeでスクロールして見ることができます。

6) これをそれぞれGIMPやIrfanViewで読み込み、1024x1024x256色のBMPに変換。

7) 6つのBMPの中で正面の画像をGIMPやIrfanViewで読み込み、約200x200のjpgに変換。
ファイル名は、「飛行場の名前_prv.jpg」にします。これが、プレビュー画面になります。


3.scnファイルの作成

1) 既存の適当なフォトフィールドの.scnファイル(xxxxxx.scn)をコピーし、「飛行場の名前.scn」にリネームします。

2) メモ帳などで.scnファイルを開きます。

3) 「TEXTURE」の後ろのファイル名を7.で作成した6つのBMPファイルの.bmpを除いた名前に置き換えます。(上記xxxxxx.scnの場合は、ファイルの中の「xxxxxx_n」の部分。「_n(0〜5)」はPano2QTVRで自動的に付くサフィックス)

4) 6つのBMPファイル、飛行場の名前.scn、飛行場の名前_prv.jpg」をFMSのLandscapeフォルダーに入れます。

5) FMSを起動し、Landscapeから「飛行場の名前」を選択

6) 6面の場所が異なっているときは、.scn内の「TEXTURE」の右側のファイル名を入れ替えます。

7) 画面が裏返っているときは、「TEXTURE」の下の行の3と4つ目の数字の符号を逆転します。

8) .scn中の飛行機とパイロットポジションを望む位置になるように修正します。


4.その他の設定

1) FMSのメニューで、「Graphics/グラフィック」「Fog/かすみ」のチェックを外します。これにより、写真が鮮明になります。

2) フレームレートが遅い場合は、FMSのメニューで、「Resolution/解像度」から「Window/ウインドウ表示」を選んでください。


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2010/09/19 - 2009/03/22