ラジコン飛行機、ヘリ入門

ラジコン飛行機、ヘリを始める方法です。

1.最初に概要を知る

 WEB上でラジコン飛行機・ヘリの入門関係のキーワードで検索して、自分が最初に飛ばしたいラジコンの概要を知ってください。自分が入門用として飛ばしたいと思う飛行機やヘリの種類と、モータ又はエンジンのサイズ程度が分かれば良いでしょう。但し、ここで決める必要はありません。

 WEB検索が苦手な方は、ラジコン入門書籍や雑誌などの入門記事を読む方法もあります。

2.一番難しくて重要な飛行場探し

 一番重要なことは、自分が飛ばしたい飛行機、ヘリが飛ばせる場所を確保することです。場所が見つかるまでは、物を買ってはいけません。

 パークプレーンやインドアヘリですら、それを飛ばしても良い公園は殆んど無いと思います。購入前に公園の管理者に確認してください。

 一番楽に飛行場を探す方法は、空物ラジコンを扱っている店に行って、聞くことです。この時点で、店から高価な物を買う必要はありません。電話ではなく直接会って話をしたほうが良いでしょう。なお、飛行場を紹介しない・できない店も多くあります。

 模型店が管理している場所(模型店が所有又は認可を受けているとは限らない)だと、その模型店から買うことが条件になります。通販より高いことが多いですが、通販で飛行場を紹介してくれるところは殆ど無いと思います。

 都心だと飛行場まで2時間くらいかかることもあるそうです。近くに見つけられない場合は、多少遠い所も探す必要があります。

 少ないですが、WEBを持っているラジコンクラブや、個人のブログなどでクラブに関する記載を検索して見つけることもできます。

 郊外の大きな河川敷を探すと見つかる場合があります。

 大半の飛行場への交通手段は、自家用車です。自家用車を持っていない場合は、周りにラジコンをやっている人を見つける必要があります。模型店で相談してみると良いかもしれません。

 いくつか、飛行場の候補が決まったら、決める前に見学することをお薦めします。そして、機体制限、会費、時刻制限ほか、気になることを確認しましょう。

何回かそこで飛ばしてから、正式入会となるクラブも珍しくありません。

3.次に行うこと

 飛行場や模型屋さんを決めてから、そこの人たちに相談して、機材を調達しましょう。そして、飛行指導をお願いしましょう。初めての人は、単独飛行をしてはいけません。

 実機を飛ばす前に、フライトシミュレータで十分練習をすることを強くお薦めします。高価ですが、実機を墜落させることを考えると安上がりですし、上達も速くなります。

4.費用

 費用はピンキリですが、トイラジやパークプレーンのセット物なら、修理部材、工具、ラジコン操縦士登録料、保険料、クラブ会費などを含めて、5万円くらいではないでしょうか? 但し、何回も飛ばす為の電池や屋外充電環境を整えるとなると、もっと掛かります。また、工具を全く持っていなければ、工具に結構掛かります。100円ショップの工具で節約する手もあります。

 ホピーラジコンのレベルですと、10万円以上は掛かるでしょう。でも、ホビーラジコンを目指すなら、最初からホビーラジコンのレベルのものを購入した方が、無駄が無いと思います。

 上記費用にシミュレータ用のパソコンは含まれません。これを読んでいる方はパソコンを持っていると思いますが、シミュレータにはRADEONやGeForceなど独立のGPUチップが採用されている3Dグラフィックスのゲームができるパソコンが必要です。大手メーカ製は高速なGPUを搭載していないので注意が必要です。必ずお試し版をダウンロードしてスムーズに動くことを確認してください。

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2010/11/20 - 2010/11/06